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ノーフォークテリアのHAMOの日常


by hamo-beans
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大変だ~

今日は午後から私は出張トリミングの予定があります。
午前はカットだけの子が来店し、私が担当。
妹はシャンプー犬を担当。

カットの子が帰り、出張の為の準備をしていると妹1号が「手伝って~」と。
帰す時間が決まっていたので、手伝ったのだが・・・
手伝って乾かし始めたら(゜゜)
毛の抜け方が嫌な感じだ。
更に皮膚を良く見ると、傷んでいる。
毛玉があったのだが、その部分の皮膚の具合も怪しい・・・。
動物病院ではないので診断はつけれないし、検査なんかもできないが、
頭の中で「黄色信号」が点滅!
もしかすると「真菌症かもしれないぞ~!」って。

「真菌症」
別名、犬小胞子菌とか白癬菌ともいわれるカビが原因でなる皮膚病だ。
このカビ人間に感染し、
「しらくも」「たむし」「いんきん」「水虫」などと呼ばれている。
犬や猫から伝染して感染してしまうこともあるらしいので、
注意が必要なのだ。
犬が感染している場合、脱毛部が円形でその縁は赤くなっていて、フケが出ます。
(かさぶたになることもあります)
痒みは基本的にありません(人間の場合は痒みがあることが多いそうです)。
細菌の二次感染を受けると治るのに時間を要します。
通常でも1ヶ月はかかります。
病院では顕微鏡検査や真菌培養検査や紫外線灯による簡易検査が行えます。

という病気であるかも?しれない・・・。
コレは一大事です。
カビですから、胞子が飛散しそれが感染源になります。
使った道具、着ていたエプロン、使ったタオル、飛び散った毛、床・・・
全てをきちんと処理していかないと我が家の犬達に伝染してしまいます。
(トリミング室と犬部屋は隣で繋がっています)
もちろん、お客様への感染もあるかもしれません。

終了後、大急ぎで掃除・消毒を行いました。

健康な皮膚への感染は簡単ではないのですが、
皮膚を洗ってばかりいると、
皮膚にいる常在菌や皮脂を取り去りすぎて感染しやすくなっていることがあります。
また、皮膚に傷があると感染しやすいそうです。
触った手を洗う際は気をつけてくださいね。

気のせいかもしれません。
気にしすぎているのかもしれません。
でも、感染源にも仲介役にもなってはいけない仕事ですからね。

これからの時期、温度・湿度共にこの病気には最適なので、
注意して下さいね。

特に毛玉になってしまっている場合は、
カビが好んで住み着きやすいですから。

犬や猫にハゲがあって、
人間の腕や顔の一部分に紅斑で痒みを伴う皮膚炎がある場合疑った方が良いでしょう。
人もペットも検査をすれば確定できますよ~。
(洗った後だと、すぐやっても清潔にされているので検出できません。ご注意くださいね。)
by hamo-beans | 2005-05-29 01:44 | 犬の病気